2025年8月30日「原発ゼロの未来を選ぶ 8.30討論集会」をフォレスト仙台にて、会場130名、Zoom25名の参加で開催しました(主催:さようなら原発みやぎ実行委員会)。
当日の動画はこちらです
https://www.youtube.com/watch?v=-J6a9WHnty0
また当日資料はこちらです
20250830松久保肇さん資料「自公政権による「原発回帰」への大転換を問う」
20250830中嶋廉さん資料「使用済燃料の乾式貯蔵施設に不同意を求めた運動で問いかけたもの」
20250830中嶋連さん資料一部訂正
20250830鴫原敦子さん資料「何が「原発回帰」を可能にしているかー事故後の汚染廃棄物問題から考える」
本田永久子さん(女性ネットみやぎ)の開会挨拶の後、松久保肇さん(原子力資料情報室事務局長)に「自公政権による『原発回帰』への大転換を問う」と題した基調講演を行っていただきました。 「原発回帰」の根拠とされている温暖化対策。そのためには緊急にCO2削減が必要だが、原発建設には20年以上かかりそもそも時間軸が合わないこと。原発のCO2排出量の推計値にはかなりバラつきがあること。原発のコストは(発電コストも建設コストも)他の電源と比べて高くなっていること。戦争時には攻撃目標となり防衛は不可能なこと。ウラン産出量シェアはカザフスタン等に偏っており決して安定した資源ではないこと。等々、松久保さんは厳正な事実やデータをもって「原発回帰」の根拠を潰していった上で、「再エネ100%の未来は可能」と結論付けました。 講演後の質疑応答では、「それでも尚、原発をやめられないのは何故か?」という質問に対し、「経路依存性」(過去の決定に縛られて、現在の合理的な選択・決定が出来ないこと)という概念で説明し「例えば政権交代などによって、これを立ち切らねばならない」としました。 第2部のパネルディスカッションでは、まずパネリストの中嶋廉さん(原発問題住民運動宮城県連絡センター世話人)が「使用済燃料の乾式貯蔵施設に不同意を求めた運動で問いかけたもの」と題して、続いて同じくパネリストの鴫原敦子さん(東北大学大学院農学研究科学術研究員)が「何が『原発回帰』を可能にしているか―事故後の汚染廃棄物問題から考える」と題して、それぞれ報告を行ないました。 その後の松久保さんも加えたパネルディスカッションでは、会場からの意見も含めて活発な討論が交わされました。「国策」決定プロセスに当事者である住民の意見が反映される仕組みがない中で、改めて地方自治(団体自治・住民自治)の役割発揮が求められる。10月に行われる宮城県知事選挙をそのための大きな契機としていこう、という「まとめ」でパネルディスカッションを終えました。 原発ゼロの未来を選ぶ、これからの宮城の運動に元気を与えてくれる集会となりました。
